OrbsがCLAMMエコシステムに参加:DEXのためのゲームチェンジャー・デュオとなります!
Orbsは、分散型取引所の自動マーケット・メーカー(DEX AMM)に必要な技術開発をリードする革新的なプロジェクト集団、AlgebraのCLAMM(集中流動性自動マーケット・メーカー)エコシステムに参加することを発表します。このエコシステムは、DeFi領域での進歩と標準化を先導し、分散型取引所のための、より堅牢で効率的なインフラ・ストラクチャを実現します。
Algebra Financeは、集中流動性技術をプロジェクトに取り入れることができる、先進的なDEXエンジンとして認められています。これには、動的手数料、オンチェーンファーミングなど、その他の革命的な機能が含まれており、すべてDEXの機能性と効率を向上させるために設計されています。Algebraの技術は、ブロックチェーン・ネットワーク全体の様々な分散型取引所にすでに統合されています。
これらの取引所には、Camelot、THENA、QuickSwap、StellaSwap、Zyberswap、Lynex、Swapsicle、Synthswap、Hercules、Swaprなどが含まれます。これらの統合を通じて、Algebraは取引量の増加と全体的な資本効率の改善に貢献しています。Algebra Financeおよびその提供に関するより詳細な情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。algebra.finance
最近、Algebraは、DEX向けにカスタマイズされたModular-based AMMを搭載した初のV4プラットフォーム、Integralを立ち上げました。そのアーキテクチャはDEXセットアップを二つの部分、コアコードベースとカスタマイズ可能なプラグイン、またはUniswap V4のフックに分けます。この設計により、DEXのシームレスな更新が容易になり、ガスコストを最大22%削減し、流動性移動の問題を解決し、取引の中断を最小限に抑えるなど、多くの利点があります。真新しいV4 AMMは、ModeとMantleおよびTelosのSwapsicle上でKim Protocolを介して利用可能です。
この戦略的な動きは、それぞれの技術をDEXのAMMに統合し、共同で進化させるプラットフォームとして機能することを目指しています。
この共同作業は、関係構築、マーケティング努力の調整、コミュニティの協力の強化、ネットワークの拡大などに焦点を当てます。OrbsとAlgebraの二つのプロジェクトが持つ強みとリソースを活用することで、DeFiセクター内での顕著なイノベーションと成長を推進し、結果として全ての参加者とより広いDeFiコミュニティに利益をもたらすことが期待されています。
AlgebraとOrbsのコラボは、AMMと一般トレーダーのためのDEXエコシステムを根本から見直すことになります。最先端のV3 & V4 AMMコードベースを搭載したAlgebraのDEXエンジンを活用して、多数のDEXが既に取引能力を強化しています。しかし、Orbsとの協力により、効率はさらに向上します。
Orbsは、取引の最良価格を実現することを目指して、オンチェーン流動性アグリゲータのLiquidity Hubを開発しています。Liquidity Hubは、QuickSwap(Polygon & zkEVM)、THENA on BNB、そして最近ではIntentX on Baseで運用中です。AlgebraとOrbs間の2つの製品は互いに相乗効果を発揮します。
Algebra CLAMMとOrbsのLayerを活用している相互DEXのリストには、QuickSwap、THENA、SpiritSwap、Lynex、Fenix、SwapXが含まれます。
Liquidity Hub機能紹介
Liquidity Hubは、AMMに最適化されたレイヤーを提供するレイヤー3(L3)インフラ・ソフトウェアです。より良い価格提示と価格インパクトの低減のために外部の流動性を利用します。
DEXの限られた流動性プールの中で最良のルートを探す典型的なスワップの代わりに、追加の流動性ソースを利用することでこのプロセスを強化します。
- On-chain solver auction:サードパーティのソルバーが、AMMプールや独自のプライベート・インベントリーのようなオンチェーン流動性を使ってスワップの約定ために競う
- Decentralized orders via API: APIを使ってアクセス可能な分散型注文。これにより、マーケットメイカーなどに機関投資家やプロフェッショナ ル・トレーダーが入札を行い、スワップの約定を競う
このLiquidity Hubの仕組みにより、DEXはAMMを介さずに取引を試みることができ、価格への影響を受けることなく取引を実行することが可能です。もしレイヤーがAMMよりも良い価格で取引を実行できない場合、取引はAMMコントラクトに戻り、通常通り実行されます。
したがって、Liquidity Hubはトレーダーのエクスペリエンスを向上させることのみができます。Liquidity Hubに競争力がない場合、つまりユーザーにとって不利な価格でしか約定しないか、まったく約定できない場合、スワップは通常通り直接AMMコントラクトを通じてルーティングされます。
Orbsについて
Orbsは、PoSコンセンサスを活用した「レイヤー3」のパブリック・ブロックチェーン・インフラ・プロジェクトで、2017年から活動する、オンチェーン・イノベーションのパイオニアです。
階層化されたブロックチェーンスタックの一部として、L1/L2ソリューションとアプリケーション・レイヤーの間にある独立した実行レイヤーであり、スマートコントラクトの機能を強化し、dLIMIT、dTWAP、Liquidity Hubなどのツールを提供、EVMのみでは実現できなかったより複雑なユースケースを実現することができます。
30人以上の専門チームによって開発されており、テルアビブの他、ロンドン、ニューヨーク、東京、ソウルでもメンバーが活動しています。
日本語公式サイト:https://www.orbs.com/jp/